乾燥・広葉樹ミックス薪ができるまで
原料
搬入された幹と太い枝です。
社寺仏閣、庭木、街路樹など、運び込まれた様々な樹種の樹の中から、雑木薪にするカシやサクラ、クスノキ、などの広葉樹と、薪には使わない、イチョウやヤナギ、針葉樹に分類します。
玉切り
雑木を、薪の長さの40cmに玉切りします。薪用の原木を買い付けているわけではなく、搬入された樹を利用しているので、節があったり、曲がっていたり、長さをそろえるのもなかなか簡単ではありません。
薪割り
薪割り機を使って、玉切りした丸太を10cm前後の割で割っていきます。鉈でスパァーンと豪快に割れるイメージがありましたが、薪割り機では、ミシミシミシ・・・と地味に割れていきます。
この時、虫食い部分や腐っている部分や、フェンスの針やビニール紐を巻き込んでいる部分はよりわけます。
訳あって切られた樹から、薪になる部分は、意外に少ないこともあります。
結束
1束の直径が23cmになるように、23cmの円を描いた台に丸く積み上げ、麻紐で結束します。
一般的な薪のように番線(針金)を使わないのには訳があります。
お客様が薪を1束利用される毎に、番線(針金)はゴミとなってしまいます。ゴミが出ないようにしたい。薪と共にストーブで燃やせる素材を用いたい。という思いから、麻紐で結束することになりました。
かっちりと結束できる番線(針金)に比べて、結束後に紐が延びてしまうこともあり、束が緩くなってしまうこともあります。
乾燥
割った薪をひと夏〜1年かけて乾燥させます。風通しと日当たりのいい場所で、少しずつ、乾燥していきます。
そして・・・
薪の完成です。
乾燥・広葉樹ミックス薪
詳しくは、乾燥・広葉樹ミックス薪のページもご覧ください。